https://fedibird.com/@0ba9/112883359956463374
八朔をお中元のもととしている辞書も一部にはあるのですが(小学館 全文全訳古語辞典)、個人的にはお中元の発祥とは別だと考察しており…
なぜならこれは旧暦からある行事で、お中元は7月15日でお盆と結びつき、祖霊へのお供え物をお送りする流れからの贈答品であるのに対し、
八朔は字のとおり8月1日で、お中元・お盆の後。
ただ、これが明治改暦のあとで月遅れお盆が主流になって、贈答の風習がお中元に集約されたことで八朔の贈答文化がなくなったのではないかと私はにらんでおります!
(八朔には別の祝いの意味もあり、それは地域によっては今も行われているそうです)
八朔は徳川家康が江戸入りした日とされ幕府で元日に次ぐ祝日だった(日本の歳時記)そうで、その一方、
西日本の一部地域では子供の誕生を祝う「こどもの日」みたいな一面があるそうです。
福岡市博物館でも、さげもんのいっぱい飾った笹飾りや、遊ぶための弓が紹介されていました!